開発ストーリー

当初、その会社は海外から輸入した化粧品を扱っていました。

しかしながらそれを扱う社長自身は、女性の肌が美しいかどうかにはあまり興味がありませんでした。

ただ、この仕事を通して、肌が健康であるかどうかが、その人の心や人生そのものにものすごく影響を与えるということを知りました。肌の健康がその人の心と人生を豊かにする瞬間を、何度も目の当たりにしてきました。

「健康な肌は人の幸せに直結する」

実体験をもって確信した社長は、より多くの人を、より幸せにしたい…そう強く思うようになりました。

どんな肌の人も安心して使えるような化粧品を…

「何を入れるか」ではなく、「何を入れないか」にこだわった化粧品を…

こうして“インターエックスプロジェクト”が立ち上がったのです。

資本もない、研究所を持っているわけでもない…無名の小さな会社の社長がまずやったことは、日本の皮膚科学の最高権威を訪ねることでした。

しかし、結果は散々でした。全く相手にされないどころか、怒鳴られ追い返される始末。

著名で忙しい科学者にとって、夢みたいなことを言う若造と話すのは、時間の無駄以外の何ものでも無かったのです。

こっぴどく叱られても諦めず、他にも若手からベテランまで、たくさんの皮膚科学のエキスパートを訪ねましたが、結果は同じでした。

「これ以上、一体どうすればいいのか…」

途方に暮れていたある時、人生の師と仰ぐ人物に聞かれました。

「最高の商品はどこから生まれてくると思う？」

「・・・？」

「最高の商品は、最高の哲学からしか生まれてこない。」

「すべての人を幸せにするほどの最高の哲学を求めるなら、君は世界最高の専門家の協力を仰いだのか？」

ハッとして、全く世界を見ていなかった自分に気づきました。最高の哲学を持つ、世界最高の専門家…？

日本でさえ相手にされなかった自分が、世界の最高権威に相手にされるわけがない…

ダメだろうと思いながらも、恩師を失望させたくない一心で、今度は世界に向かって動き出しました。

調べてたどり着いたのは、皮膚科学の神と呼ばれる人でした。

必死の思いでたどり着いた時、こう聞かれました。

「今日はなんの用だね？」

…迷いなく、まっすぐな瞳で答えました。

「すべての人を幸せにするような、肌にいいものだけを使った化粧品を作りたいと思っています。

どうすればいいか教えてください。」

じーっと男の目を見つめたまま、長い長い沈黙がありました。そして“満面の笑みで”言いました。

この出会いのおかげで、インターエックスプロジェクトは順調に走り出したかのように見えました。ですが、ここからが本当の困難のはじまりでした。

“必要な潤いは残して、余分な汚れをとる”…クレンジングの大切さは、どのメーカーも「言っている」けど、どこも「やっていない」。それは、ほぼ不可能に近いことでした。

出口の見えない、長い長い戦いでした。挑戦と失敗を延々と繰り返していく内に、8年もの歳月が経っていました。

なぜ、誰も成し得なかったことを、インターエックスはできたのか。その答えはここにあります。

社長自身が全くの素人で何も知らなかったこと。

ただ純粋に、「すべての人を幸せにする化粧品を作りたい。」その思いをぶつけたこと。

世界最高の科学者がそれに賛同し、全面協力してくれたこと。

そして、その思いを実現するために、不可能への挑戦をしていく研究者たちの存在があったこと。

チーム全員が本気になって挑戦し続けた結果…それがインターエックスという名の奇跡です。

これからも、より多くの人の肌を健康に…

より多くの人を幸せに…

皆様に愛されながら、インターエックスという名の奇跡は、新たな奇跡を生み続けています。

肌と人生